フォトウェディングをしてよかった(駄文)

もともと結婚式なんて絶対に挙げたくなかった。写真も撮りたくなかった。理由として

姉の結婚式のときに母が「父の顔を見たくないから出席したくない」と姉に内緒で相談してきたから。そして結局、母は出席したけど、式の間両親の間に嫌悪な雰囲気が出ていたから。
(両親が会話をしているのを小学生のときから見たことないが、年金の受給額が減るということで何やかんや今も離婚はしていない。別居してる。)
②お金が勿体ない。400万円近くかけた結婚式をするより、結婚記念に1点400万円の馬券を買ったほうが確実に記憶に残るやろ。
③写真だけって何やねん、ただのコスプレやんけ。
④そもそもウエディングドレスが花嫁衣裳って誰が決めたんや。
⑤初めましての神父に愛なんか誓えるか。
キリスト教じゃないし。
⑦そもそも思い出なんかいらん。
⑧姉「結婚式は親の子育ての卒業式みたいなものだから…」
 →成人式は何のためにしたん?
  子ども産んだら里帰りして親の世話になる人ばかりなのに、卒業式ってなんなん?卒業してないやん。我々はまだまだ親の世話になるんや。
(※結婚式=親の卒業式って言う考え方を否定しているだけで、里帰りを否定している訳ではない。)
⑨いま幸せに生きていたらそれで十分。誓いも記念も何もいらん。
(※これは自分が行う場合のみ思うことで、家族友人の結婚式に出席したらちゃんと感動して涙している。)



そんな自分が何で挙げることになったかというと
①親戚一同、挙げろとうるさい中でも90歳の義祖母がうるさかったが、90歳まで生きて願いを叶えられないのは可哀相。
②実際に結婚生活を送ってみると何か人あらざる者に誓っとかないと不安になった。紙出すだけでは不安。すぐに別の紙を出してしまいそうで。
③大好きなお寺でフォトウェディング(祈祷付き)をしていることを知ったから。


いろいろ言ってた割に、割とあっさり挙げることになった。


フォトウェディングを挙げることを職場の人に言うと、私は現職に入る前に入籍したから、独身時代の私を知らないのに、たくさんおめでとうと言ってくださる。
「こんなご時世だから、明るいニュースがあるだけで嬉しいのよ。」って言葉がとても嬉しかった。


正直、周りが持て囃してくれるより、自分の中でのフォトウェディングへの気持ちは淡白なものだった。
なんとなーく、今までは新郎新婦が周りに幸せを与えているようなイメージだったけど、そんな言葉ばかり頂いて、こちら側が幸せになれるわ!!と思った。

結婚式を挙げることを決めて、それを周りに言わなかったら、かけられなかった言葉ばかりだったから、挙げてよかったなと思った。

でも前の記事にも書いたように、新しい職場の方にフォトウェディングをすると言ったのは失敗だったけどね。

次回、フォトウェディングレポ。
結婚ついて書くのは次回で最後にする。