こういう人間だと思われにくいから浄化されない話(駄文)

大学4年生
栗東市にある病院を受けた帰り、節約のため京都駅(0時発夜行バス)→東京駅(7時着)→上野駅(10時発昼行バス)→青森駅(21時着)という行程を組んでいた(若い)。
どうでもいいけど、当時は競馬を知らないので栗東市=馬の街だとは知らなかった。平和堂しかないな〜という感想しかなかった。
知ってたらもうちょっと本気で受けたかもしれないな…

さて試験終わりの京都駅、深夜0時にバスに乗り込もうとしたところバスの運転手さん「予約されてません。」
私「ふぁ?!?!」調べると予約日を1日間違えていた。
知り合いもおらず、終電も過ぎた0時の京都駅でとりあえず3分くらい泣いた。
どうしよう。と思っていると脳内に「吉田くん、京大行ってるらしいよ!」成人式のとき友人が言っていた言葉が流れた。中学以来一度も会っていない、なんなら中学時代一度も話したことがない吉田くんの顔が頭を霞めた。もちろん連絡先も知らない。
吉田くんに助けを求めるのは非現実的過ぎるので、冷静になってから見つけた駅前のカラオケ屋さんに泊まった。夜通しラバーガールのネタを見続けたと思う。翌朝、始発の新幹線で帰った。
カードさえあればとりあえず何とかなることを学んだ。


今度は東京にある企業を受けに来た。今回も節約のため上野駅から青森駅へ夜行バスで帰る予定にしていた。
上野駅、23時にバスに乗り込もうとしたところ「予約されていません。」
え?また?!?!同じミスを犯していた。
バスに乗れないことより同じミスを犯す自分にショックを受けたが、とりあえずカードがあればなんとかなることは学んだので上野、御徒町の街を楽しんだ。
翌朝、新幹線で帰った。



再び東京の企業を受けに来た。
0時、上野駅。バスの運転手「予約されていません。」
よし!上野の街を楽しむぞ!
切り替え早すぎて自分でもビックリした。
だから、東京に住んだことはないけど、上野の街は一番思い入れ深い。
秋葉原あたりまで歩いたんじゃないか。
翌朝、新幹線で帰った。
とっても楽しかったナ。
翌月のカードの明細を見て泣いた(愚か)。

おわり